
同じ重さの黄金より価値のある、最高の沈香木・伽羅の香り。その香りが一本の道筋となって香炉から立ち上るさまを、女性の凛とした姿勢になぞらえています。
和室では、光のやわらかなほの明るさに、立居振舞がより美しく映えます。さらさらとした衣擦れを余韻として、立ち去った後の静寂に、その女性の面影を追う・・・そうした日本の美意識をこの香りにこめました。
さとりは、この香水のデザイナーの名前であると同時に、紀元前5世紀を起源とする仏教の用語でもあります。その意味は「迷妄を払い去って生死を超えた永遠の真理を会得すること。物事の真の意味を知ること」で、「禅」は、この境地にいたるために行われる、13世紀に始まる日本の思想であり哲学なのです。
16世紀の日本、千利休は茶道と禅と一体化させて、修行としての茶道を確立しました。それは単に、茶をいれて飲むだけでなく、生きていく目的や考え方、宗教であり、使われる茶道具や茶室に飾る花や書、お香にいたるまで、広い分野にまたがる総合芸術として現在まで続いています。
17世紀の日本、お茶は大変貴重なものとして、美しい茶壷に大切に収められ、年に一度、京都から江戸の徳川家将軍へ、大名行列のように運ばれ、献上されました。
この香水瓶は、日本の伝統的な茶壷のデザインから、「パルファンサトリ」がオリジナルで作成したものです。
日本には「封じ結び」というさまざまな紐飾りがあり、伝を授けぬ者には、決して解けない様に結ばれていました。それは財宝を保管するための鍵であり、開けずとも中身が判別できるような符牒の役割を果たしていました。
正面、右、左、の紐飾りは、「真・行・草」と呼ばれ、これらは美しいだけでなく、禅の世界観を表しています。
T桐は、湿気を通さず、割れや狂いが少なく、耐火性にすぐれているという特徴から、美術品を収納する箱として、古くから使われてきました。日本では、2000年の歴史があり、骨董界においては、箱そのものにも価値があるとされています。
ウコン(ターメリック)には、古来、防虫、防腐効果が確認されています。染料としては平安時代から使われ、インドの僧侶が着用する袈裟も、ウコンによって染色されています。素材である木綿は、デリケートな漆や焼き物などの表面を傷つけることなく磨くことができ、大切な美術品などを保管するときも、この布で包んで桐の箱に収めるのが慣わしとなっています。
戦国武将の真田家が考案したとされるこの紐は、伸びにくく丈夫なので、しっかりと物を縛るのに適しています。主にお茶道具の桐箱の紐・刀の下げ緒・鎧兜着用時の紐・帯締め・帯留め用の紐などに使用されています。家紋の様にそれぞれの決められた柄があるため、紐をみただけで個人や流派などを判定することにも役立っています。
香りをほのかにつけることのできるロールオンタイプのパフュームペン。
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Parfum Satoriについて
パルファン サトリでは、香水の創作を中心にさまざまな香りの提案と、香りに係わるクリエイティブな活動を行っています。

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この茶壷に描かれた3種の柄は、特に日本を代表する花々です。

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梅は、他に先駆けて咲く春を告げる花として、香りとともに人々を魅了しました。その姿は、貴族の紋章、着物の文様、器物のデザイン、絵画の題材などとして日本文化に広く使われています。

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紫色の藤は、代表的な日本文学、源氏物語の主題となっている花です。千年前の古都を舞台に繰り広げられた王朝絵巻のなかで、藤はみやびでたおやかな中に、秘めた強さを持つ高貴な花です。

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7世紀の万葉の時代から、桜は春の盛りの喜びとともに、散り際の美しさをことのほか愛でられ、日本を象徴する花とされています。














